7月28日(火)
以前からエンジンをかける時にブレーキ警告音が発生して気になっていたが、エンジンをかけるとすぐに収まってブレーキも効かないことはなかったので、いつかは整備しなければと考えていたが、ついつい先延ばしになり1年も経過してしまった。
警告音の原因は、ブレーキマスターバック内のバキューム不足で、どこからかエアーが入っている可能性があります。その場所を突き止めるのがなかなか難儀であり、以前整備工場に出してはみたがめんどくさそうに「大丈夫だよ」と言われてしまった。しかし原因も不明でなにもかにも交換されて高額な修理費用を取られるよりマシかな?・・・。でもそのままにして事故ったら大変なのでなんとか自分で修理してみることにしたのです。
まず、運転席シートとエンジンカバーを取り外し作業スペースを作ります。そしてエアコンの真空ポンプを使用してマスターバック、途中ホース、コンプレッサーと各ブロックごとに気密性を調査していきます。その結果によって整備の内容が違ってきます。仮にマスターバック交換となると、メーターパネル、ハンドルなどをすべて取り外して交換となり一番めんどくさいし高額となります。途中ホースであれば安価で済みます。この車のバキュームはディーゼルエンジンなので、ダイナモの後ろ側にコンプレッサーが一体となって付いており、そこから途中の配管を通してマスターバックにつながっています。リザーブタンクは付いていません。
さて、何処でエアーが入るのか検査してみます。まず、マスターバックです。
真空にしてバルブを止めて30分放置しても真空を保っています。やった~合格です。
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次に、コンプレッサーです。ゲゲゲ~ すぐに大気圧になってしまった。原因はこいつだな、途中ホースは合格です。
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エンジンがかかっている時はバキュームが勝っているので問題無いが、エンジンを止めると気密性が保たれないので、次にエンジンをかける時にはブザーが鳴ってしまうのである。ダイナモ交換で決定ですね。

今日のところはエアコンコンプレッサーを外してダイナモの品番を確認するまでとします。
さて、リビルト品を注文しましょう。

エアコンコンプレッサーも電磁クラッチから時々異音が発生しているのでこの際これも交換かな。いろいろと出費がかさむな~。
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つづく